2025年10月2日、東京都議会で前代未聞の出来事が発生しました。
無所属のさとうさおり都議が初の一般質問を行った際、
都議会のネット中継が「定員オーバー」で多くの視聴者が締め出される異例の事態となったのです。
一体なぜこのようなことが起きたのでしょうか。
これって、意図的?
さとうさおり氏のコメントも紹介しますね。
さとうさおり(佐藤沙織里)氏プロフィール

YouTubeからの引用
基本情報:
- 本名:佐藤沙織里(さとう さおり)
- 年齢:35歳(2025年現在)
- 職業:公認会計士・税理士
- 政党:無所属(減税党党首)
- 当選回数:都議1回(千代田区選出)
YouTubeチャンネル「さとうさおり 公認会計士」で登録者数30万人を超える人気を誇り、2025年6月の都議選でわずか8,458円という史上最低レベルの選挙費用で当選を果たした異色の政治家です。
財務省批判や減税政策を掲げ、SNSを駆使した政治活動で注目を集めています。
さとうさおり都議選当選者の質問時の異例事態

YouTubeからの引用

東京都議会のインターネット中継は、都民に開かれた議会を目指すサービスとして提供されています。
しかし、このシステムには重要な制限があります。
・通常時の同時接続制限:1,000件
・注目度の高い議会:最大3,000件まで拡張可能
・制限を超えると「視聴定員数に達しております」の表示で視聴不可
・質問開始と同時に視聴者が殺到
・あっという間に定員オーバーで接続不可に
・「多くの方が見れなかった」とさとうさおり氏本人がX(旧Twitter)で報告
・傍聴席も1時間で満席、質問中に拍手が起き議長が注意する異例の事態
さとうさおり氏は自身のXで「あり得ない。さとうさおりの質問時間に東京都議会ネット中継が定員オーバーで視聴者締め出し。多くの方が見れなかったの事。」と投稿し、この問題を指摘しました。







YouTubeで30万人もの人が見ているさとうさおり氏だからこそ、都議会のシステムがパンクしてしまったんですかね。



新しいタイプの政治家と昔からある古いシステムが全然合ってないということがわかったような感じがしますね。
さとうさおりの質問は意図的に遮断? 3つの可能性を徹底分析



「なぜ都は視聴者を拒んだのか」この疑問について、3つの可能性を分析してみましょう。
さとうかおり氏のコメント:
①単純にシステムが古すぎる説
・2016年から9年間、基本的にシステム改善なし
・最大3,000人って、人気YouTuberの生配信の100分の1以下
・東京都の年間予算15兆円なのに、なぜかネット中継にはお金をかけない
②意図的に制限している説
・さとうさおり氏の減税主張や財務省批判は都にとって「都合が悪い」内容
・過去にも注目度の高い質問時に同じことが発生
・「後日録画で見て」と言うけど、リアルタイムの緊張感は全然違う
③単純に準備不足・危機管理能力不足説
・さとうさおり氏の影響力を甘く見ていた
・「いつものように少数の人しか見ないだろう」という思い込み
・若い世代の政治参加意欲を理解していない



②の「意図的制限説」が一番怖いなと思います。もしこれが本当だとしたら、民主主義の根幹に関わる大問題です。



でも、一番可能性が高いのは①の「システム古すぎる説」かもしれません。
まとめ :さとうさおり都議会のネット中継締め出しが示すもの
さとうさおり氏の都議会のネット中継締め出し事件は、単なるシステムトラブルを超えた重要な意味を持っています。
新時代の政治家が従来のシステムの限界を明らかにし、都民の政治参加への高いニーズを浮き彫りにしました。
東京都が真にデジタル時代に対応した開かれた議会を目指すなら、抜本的なシステム改革が必要である
1,400万人の都民が住む東京で、たった3,000人しか同時視聴できないシステムは明らかに時代遅れ
今後、さとうさおり都議のような影響力を持つ政治家が増える中、都議会がどのような対応を取るのかが注目されます。



政治とデジタルの融合が進む時代、旧来のシステムでは対応しきれない現実が露呈しました。



これを機に、より多くの都民が政治に参加できる環境整備が進むことを期待したいですね。

