2025年、ワールドシリーズ連覇を達成したロサンゼルス・ドジャース。
その快挙を支えたのが日本が誇るエース・山本由伸投手です。
そして、その山本由伸さんを陰で支え続けているのが、専属トレーナーの矢田修さん。
66歳でメジャー球団の正式スタッフとして採用されたその実力と年収が、今大きな注目を集めています。
「一体どれくらい稼いでいるの?」「ドジャースとの契約内容は?」そんな疑問にお答えします!
矢田修のプロフィール

- 生年:1959年生まれ(66歳・2025年時点)
- 出身地:香川県
- 資格:柔道整復師
- 職業:トレーナー、治療家、身体動作指導家
- 所属:矢田接骨院院長(大阪市東成区)、キネティックフォーラム代表
- 役職:ロサンゼルス・ドジャース パーソナルトレーナー(球団正式スタッフ)
- 主な指導選手:山本由伸(ドジャース)、筒香嘉智(元MLB選手)、ムーキー・ベッツ(ドジャース)ほか
矢田修さんは、単なるトレーナーではなく「身体の哲学者」とも呼ばれる存在です。
筋力トレーニングに頼らず、自然との調和で身体を整える独自の「BCエクササイズ」を考案し、多くのトップアスリートを支えてきました。
山本由伸さんとの出会いは2019年、オリックス時代。それ以来、二人三脚で世界一への道を歩んできました。
矢田修って誰?なぜ注目されているの?

なぜ今、矢田修さんが話題なのか
2025年11月、ドジャースがワールドシリーズ連覇を達成しました。
その立役者である山本由伸投手が、試合後のインタビューで何度も口にした名前が「矢田先生」でした。
- 山本由伸投手の専属トレーナーとして長年サポート
- 66歳でメジャーリーグ球団に正式採用された異例のケース
- ウェイトトレーニングをしない革命的な指導法「BCエクササイズ」の考案者
- ドジャースの他の選手たちにも影響を与える存在
一般的に、プロスポーツの世界では若手トレーナーが重宝されます。
しかし、矢田修さんは66歳という年齢で、世界最高峰のMLB球団に正式採用されたのです。
これは、年齢や国籍を超えた「本物の実力」が認められた証拠です。

正直、最初に矢田修さんの存在を知ったとき、「66歳でメジャー?」と驚きました。



でも、山本由伸選手の中0日連投という離れ業を見て、この人は本物だと確信しました。
矢田修の年収はどれくらい?報酬の内訳を徹底予想


さて、最も気になるのは「矢田修さんの年収っていくら?」という点ですよね。
結論から言うと、正確な年収は公表されていません。しかし、業界相場や契約形態から、かなり具体的な予想ができます!
年収の内訳予想(推定総額:2000万円〜3500万円)
矢田修さんの収入源は、大きく分けて以下の3つと考えられます。
ドジャースは、矢田修さんを山本由伸さんの専属トレーナーとして正式採用しています。
つまり、山本由伸さん個人ではなく、球団がお金を払っているという形です。
ここで重要なのが、MLB球団トレーナーの年収相場です。
①Front Office Sports(2025年4月)の調査によると:
- MLBアスレティックトレーナーの平均年収:$64,000(約930万円)
- 最高年収:$132,463(約1,920万円)
- 経験10-14年で:$57,000〜$90,000(約830万円〜1,310万円)
②トワテック(米国アスレティックトレーナー協会データ)によると:
- MLBトレーナーの平均年収:$36,858(約540万円)
- 経験25年以上:$80,000以上(約1,160万円以上)
矢田修さんは「パーソナルトレーナー」という特別な立場で、一般的な球団トレーナーとは異なります。
さらに、矢田修さんの場合は:
- 40年以上のキャリアを持つベテラン
- 世界的に注目される独自メソッド「BCエクササイズ」の創始者
- 山本由伸という投手史上最高額契約選手の専属
- 他の選手(ムーキー・ベッツなど)への指導実績もあり
これらを考慮すると、平均的なMLBトレーナーよりも高額の報酬が支払われていると推測されます。
日米を往復しながらのサポート形態を考えると、年間契約として1200万円〜1800万円程度が妥当でしょう。



MLBトレーナーの平均年収が930万円程度と聞くと、意外と「普通のサラリーマンと変わらないな」と感じますよね。



でも、矢田修さんの場合は世界一の投手を支える実績があるからこそ、通常の倍近い報酬が得られていると考えられます。
矢田修さんは大阪市東成区で「矢田接骨院」を経営しています。
接骨院の院長クラスの平均年収は約600万円〜800万円と言われていますが、矢田修さんの場合はMLBトレーナーとしての活動があるため、接骨院での施術時間は限られています。
しかし、その知名度と実績により:
- 「山本由伸のトレーナー」という圧倒的なブランド力
- 全国から訪れるアスリートや治療家
- 一般的な接骨院よりも高めの施術料金設定が可能
したがって、接骨院からの収入は年間500万円〜1000万円と推定されます。
矢田修さんは「キネティックフォーラム」という教育団体の代表を務めており、全国で講習会やセミナーを開催しています。
①キネティックフォーラム公式サイトによると:
- 矢田修さんは「キネティックフォーラム代表」として明記
- BCトータルバランスシステムの講習会を定期開催
- 全国に支部(本部・愛知・大阪・関東・九州・京都・中四国・奈良・兵庫・海外)を展開
②矢田接骨院Instagram(公式アカウント)の投稿によると:
- 「キネティックフォーラムでは競技者、一般の方々向けにも講習会を開催しております」
- 年4回開催される「テクニカル講習会」を実施
- 参加申込制で定員制(2025年12月の講習会は定員に達し締切)
これらの講習会は:
- 治療家、トレーナー、理学療法士、アスリート、一般の方々を対象
- 年4回の定期講習会に加え、各支部での勉強会も開催
- 参加費は1回あたり数万円規模と推定(一般的な専門講習会の相場から)
- 全国50箇所以上の認定施術院からの会費収入も含む
この分野からの収入も500万円〜1000万円は見込めるでしょう。



講習会が年4回開催で毎回定員になるって、相当な人気ですよ。



しかも今回、山本由伸さんがワールドシリーズMVPを獲得したことで、さらに注目度が上がるはずです。
矢田修の推定年収
| 収入源 | 推定金額 |
|---|---|
| ドジャース契約報酬 | 1200万円〜1800万円 |
| 矢田接骨院収入 | 500万円〜1000万円 |
| 講習会・教育事業 | 500万円〜1000万円 |
| 合計推定年収 | 2200万円〜3800万円 |
プロ野球のトレーナーの平均年収が500万円〜800万円と言われる中、矢田修さんはその3〜5倍を稼いでいると推定されます。



年収2000万円超えって聞くと「すごい!」と思いますが、考えてみれば当然かもしれません。



だって、世界一の投手を支えているんですから。



むしろ、この実績に対してこの金額は「安い」と言えるかもしれませんね。
矢田修の経歴を時系列でわかりやすく解説


矢田修さんがどのようにして「世界一の投手を支えるトレーナー」にまで上り詰めたのか。
その道のりを時系列で見ていきましょう。
【1959年】香川県で誕生
矢田修さんは1959年、香川県で生まれました。
幼少期から身体を動かすことが好きで、スポーツに親しんでいたそうです。
【1980年頃】柔道整復師として開業
20代前半で柔道整復師の資格を取得し、香川県で「矢田接骨院」を開業。
ここから、矢田修さんの治療家としてのキャリアがスタートします。
当初は地域の人々の怪我や痛みを治す一般的な接骨院でしたが、
矢田修さんは「症状を取るだけでは本当の治療ではない」と感じ、根本的な原因を探る独自の研究を始めました。
【公式】コマンド|アイピーセレクト
【1988年】キネティックフォーラム設立
約30年前、矢田修さんは自らの治療理論を体系化し、「キネティックフォーラム」という教育団体を設立しました。
ここでは、全国の治療家やトレーナーに対して、身体の本質的な使い方や自然との調和を重視した指導法を教えています。矢田接骨院 キネティックフォーラム
【1996年】NPO法人スポーツ健康援護会を設立
矢田修さんは社会貢献活動にも力を入れており、NPO法人を通じてスポーツ現場でのサポート活動を展開しています。
【2000年代】トップアスリートへの指導開始
矢田修さんの評判は口コミで広がり、次第にプロ野球選手やオリンピック選手など、トップアスリートが矢田接骨院を訪れるようになりました。
【2019年】山本由伸との運命的な出会い
プロ入り直後の山本由伸さんが、野球用品ブランド「Ip Select」の代表・鈴木一平さんの紹介で矢田修さんと出会います。
初対面で矢田修さんは山本由伸さんに「フルモデルチェンジが必要だ」と伝え、山本由伸さんは即座に「じゃあ、そうします」と答えました。
この瞬間から、世界一への挑戦が始まったのです。
【2024年】ドジャース正式採用
山本由伸さんのドジャース移籍に伴い、矢田修さんも球団の正式スタッフとして渡米。
66歳にして、世界最高峰の舞台で活躍する新たなキャリアをスタートさせました。
【2025年】ワールドシリーズ連覇に貢献
山本由伸さんはワールドシリーズでMVPを獲得。
その裏で、矢田修さんの献身的なサポートがありました。
特に、中0日での連投を可能にした身体管理は、世界中から注目を集めました。



矢田修さんの経歴を追っていくと、「地道な努力の積み重ね」が成功につながったことがよくわかります。



一夜にして有名になったわけじゃない。40年以上かけて積み上げてきた実績と信頼が、66歳でのメジャー挑戦という奇跡を生んだんですね。
まとめ:矢田修の年収がすごい!経歴や山本由伸トレーナーとしての報酬は?ドジャース契約金も調査


66歳にして世界最高峰のMLB球団に正式採用され、日本人トレーナーとして前例のない快挙を成し遂げました。
彼の経歴は、地方の接骨院から始まり、独自の研究と情熱によって世界一の投手を支えるまでに至った、まさにサクセスストーリーです。
ドジャースとの契約は、MLBトレーナー平均の1.5〜2倍の報酬(推定1200万円〜1800万円)が支払われていると考えられ、これに接骨院収入と講習会事業を合わせた総収入は、一般的なプロスポーツトレーナーの3〜5倍に達します。
山本由伸さんとの絆、革命的なBCエクササイズ、そして66歳という年齢を感じさせない情熱。
「身体は治されるものではなく、自ら整うもの」――矢田修さんのこの言葉が、これからも多くのアスリートを支え続けることでしょう。



矢田修さんの物語は、「本物の実力は年齢も国境も超える」ということを教えてくれますね。








