2025年のプロ野球ドラフト会議で、千葉ロッテマリーンズから1位指名を受けた石垣元気さん。
最速158キロの剛腕として注目を集める彼の年収や契約金はいったいいくらなのか？
北海道の温泉地で育った少年が、どのようにして日本球界の至宝となったのか、その経歴を詳しく見ていきましょう。
石垣元気のプロフィール
- 名前：石垣元気（いしがき・げんき）
- 生年月日：2007年8月16日（18歳）
- 出身地：北海道登別市
- 身長・体重：180cm・78kg
- 投打：右投両打
- ポジション：投手
- 経歴：登別市立幌別西小学校（柏木ジュニアーズ）→登別西陵中学校（洞爺湖シニア）→健康福祉大学高崎高等学校
- ドラフト：2025年千葉ロッテマリーンズ1位指名（オリックスとの競合）
石垣元気の年収はいくら？推定額を徹底分析
プロ1年目の年収は最大1億5500万円
石垣元気さんのプロ1年目の年収は、最大で約1億5500万円になると推定されます。
その内訳はこうです：
- 契約金：1億円（上限額）
- 出来高払い：最大5,000万円
- 初年度年俸：推定1,200万円～1,600万円
プロ野球には新人選手の契約金について、12球団で申し合わせた最高標準額があります。
これは1993年の逆指名制度導入時に契約金の高騰を防ぐために設けられたもので、1994年から「契約金1億円＋出来高払い5,000万円」と定められています。
ドラフト1位で指名された選手のほとんどが、この上限いっぱいで契約を結びます。
石垣元気さんは2球団競合のドラフト1位指名という超注目株。
当然、契約金は上限の1億円になる可能性が極めて高いでしょう。
年俸については、高校生のドラフト1位選手の場合、初年度は1,000万円～1,600万円の範囲で契約することが一般的です。
石垣さんクラスの選手であれば、1,200万円～1,600万円での契約が予想されます。
高校を卒業したばかりの18歳が、1億円を超えるお金を手にするなんて、まさに夢のような話ですよね。
ただし、契約金には税金もかかりますし、トレーニング費用や食事管理など、プロとして活躍するための投資も必要になります。
契約金1億円の手取りはいくら？
契約金1億円と聞くと「すごい！」と思いますが、実際には税金がかかります。
契約金には所得税と住民税が課税され、税率は約45％～50％になることも。
それでも十分な金額ですが、「1億円がまるまる懐に入る」わけではないんです。
税金の仕組みを知ると、「思ったより手元に残らないな」と感じるかもしれません。
それでも一般的なサラリーマンの生涯年収に匹敵する金額を18歳で手にできるのは、本当に凄いことです。
石垣元気の契約金と今後の年俸推移予想
ドラフト1位の契約金相場
ドラフト指名順位別の契約金相場
- 1位指名：1億円＋出来高5,000万円（上限）
- 2位指名：7,000万円～8,000万円
- 3位指名：5,000万円～7,000万円
- 4位指名：3,000万円～4,500万円
石垣元気さんは、千葉ロッテマリーンズとオリックス・バファローズの2球団が競合した末に、ロッテが交渉権を獲得しました。
今後の年俸はどうなる？
プロ野球選手の年俸は、活躍次第で大きく変動します。
高卒ルーキーの年俸推移の一例：
- 1年目：1,200万円～1,600万円
- 2年目（活躍すれば）：3,000万円～5,000万円
- 3年目（レギュラー定着）：8,000万円～1億円超
石垣元気さんは、千葉ロッテの佐々木朗希投手のような存在を目指していると公言しています。
佐々木投手も高卒ルーキーで入団し、わずか数年で億超えの年俸を獲得しました。
石垣元気さんも同じように、2～3年後には年俸1億円を突破する可能性が十分にあります。
プロ野球の世界は実力主義。
活躍すれば年齢に関係なく高額の年俸を得られますが、逆に結果が出なければ厳しい世界でもあります。
エラコ石垣元気さんには、その才能を存分に発揮してほしいですね。
石垣元気の経歴を時系列で解説
小学生時代：2歳でバットを握った野球少年
石垣元気さんの野球人生は、驚くほど早く始まりました。
- 2歳でバットに触れる：6歳上の長兄・圭翔さんの影響で幼い頃から野球に触れる
- 小学1年生：地元の「柏木ジュニアーズ」で本格的に野球を開始
- 特徴：足が速く、球技が得意で、とにかく負けず嫌いな性格
父親の和人さんは「本当に野球が好きで、食事中でもYouTubeでプロ野球や強豪チームのプレーを見ていた。探究心が強い子」と振り返っています。
小学生の頃は、6歳年上の長兄・圭翔さんをライバル視していたそうです。
圭翔さんが大谷室蘭高時代に本塁打を打った翌日、「次は自分が兄を超える」と宣言するほどの負けず嫌いだったとか。
中学生時代：洞爺湖シニアで北海道選抜に
- 所属：登別西陵中学校（洞爺湖シニア）
- 実績：キャプテンとして北海道選抜に選ばれる
- 成長：この頃から投手としての才能が開花
中学時代は洞爺湖シニアでキャプテンを務め、北海道選抜にも選ばれるなど、すでに地元では注目の存在でした。
北海道から群馬の高校へ進学するというのは、親元を離れる大きな決断だったはず。
エラコこの決断が彼の人生を大きく変えることになったんですね。
高校生時代：健大高崎で全国の頂点へ
石垣元気さんの名前が全国に知れ渡ったのは、健康福祉大学高崎高等学校（健大高崎）に進学してからです。
1年生（2023年）
- 背番号なしながらベンチ入り
- 球速145キロを記録
2年生（2024年）
- 第96回選抜高校野球大会：優勝
- 5試合に登板し、チームの優勝に貢献
- 決勴では関東第一を破り、センバツ制覇
- U18日本代表候補にも選出される
3年生（2025年）
- 第97回選抜高校野球大会：ベスト4
- 準決勝で横浜に敗れるも、3試合で存在感を示す
- 春季関東大会：優勝
- エース格として安定した投球を披露
- 第107回全国高校野球選手権大会
- 2回戦で京都国際に敗れるも、4番手で無失点の好投
- U18 W杯：準優勝
- 守護神として日本代表を支え、オープニングラウンド韓国戦では3イニング無失点の圧巻の投球
- 最速158キロを記録
高校3年間で、センバツ優勝、U18準優勝、最速158キロと、まさに「高校野球界の至宝」と呼ぶにふさわしい実績を積み上げました。
甲子園で優勝し、世界大会でも日本の守護神として活躍。
エラコ高校生でこれだけの経験を積んだ選手は、そう多くありませんね。
まとめ：石垣元気の年収は最大1億5500万円⁉契約金と経歴を徹底解説
この記事のポイントまとめ
- 年収：プロ1年目は最大約1億5500万円（契約金1億円＋出来高5000万円＋年俸1200～1600万円）
- 契約金：ドラフト1位の上限である1億円での契約がほぼ確実
- 経歴：北海道登別市で生まれ、2歳から野球を始め、健大高崎でセンバツ優勝、U18準優勝、最速158キロを達成
- 将来性：佐々木朗希投手のように、数年後には年俸億超えも十分に可能
石垣元気さんは、北海道の小さな温泉地から始まった野球人生を、たゆまぬ努力と家族の支えで全国区へと押し上げました。
高校3年間で積み上げた実績は、まさに「規格外」。プロの舞台でも、その才能を遺憾なく発揮してくれることでしょう。
18歳で1億円を超えるお金を手にするというのは、想像を絶する世界です。
でも、そこに至るまでの努力や家族の支え、そして何より「野球が大好き」という純粋な情熱があったからこそ。
エラコ石垣元気さんには、これからも夢を追い続けてほしいですね。
