2025年11月、サッカー日本代表の新しいキャンペーンポスターがSNS上で大炎上しています。
「日本代表なのに、なぜ韓国国旗(太極旗)に似ているの?」
という疑問の声が続出し、わずか2日間でXのトレンド入りする事態に。
一体何が問題だったのか、炎上の理由を分かりやすく3つの視点から解説します。
JFAポスター炎上|何が起きたのか

それは、2026年のW杯に向けた新しいキャンペーン「最高の景色を2026」のスタートです。
この日、都内で行われた共同発表会で、アディダスとJFAは新しいユニフォームやポスターデザイン、そして公式アンバサダーを発表しました。
ところが、この発表が思わぬ形で大炎上することになります。
炎上のきっかけとなった3つの要素:
- ポスターデザイン:赤と青の円を配置したデザインが韓国国旗(太極旗)に酷似
- アンバサダー起用:韓国資本70%の事務所所属のアイドルグループ「JI BLUE」を起用
- タイミングの悪さ:日本代表という国を代表するチームのキャンペーンでこの組み合わせ
「これで炎上しないわけが無いと思うんだが、なんかJFAの内部おかしくなってるんかな。」
この投稿は瞬く間に数万回リポストされ、Yahoo!リアルタイム検索でも「JFA」「太極旗」がトレンド入りする事態となりました。

正直、最初にポスターを見た時「あれ?」と思いました。



デザインを担当した人は意図していなかったかもしれませんが、日本代表のポスターで他国の国旗を連想させるデザインを採用したのは??
JFAポスター炎上の3大理由|なぜここまで批判されたのか


理由①:ポスターデザインが韓国国旗(太極旗)に酷似
問題となったポスターには、白い背景に赤と青の円が配置されていました。
この配色とデザインが、韓国の国旗「太極旗」の中心部分にそっくりだと指摘されたのです。
JFAのポスターも同様に赤と青の円が配置されており、「日本代表なのになぜ韓国国旗?」という疑問の声が上がりました。




理由②:韓国系事務所所属のアイドルグループを起用
問題視されたポイント:
- 所属事務所「LAPONEエンタテインメント」は韓国CJ ENM(70%)と吉本興業(30%)の合弁会社
- 韓国資本が過半数を占める事務所のタレントを日本代表の「顔」に
- 「日本代表の応援費用が韓国企業に流れる」という批判
タレント本人たちは日本人ですが、事務所の資本構成が問題視されました。
理由③:JFAからの説明がない
- なぜこのデザインになったのか
- 韓国国旗との類似は意図的なのか偶然なのか
- アンバサダー選定の基準は何だったのか
こうした疑問に対する回答がないまま、憶測だけが広がっている状態です。



特に理由③が致命的だと感じます。
JFAポスター炎上のSNS反応まとめ|サッカーファンや著名人の声


X(旧Twitter)上では、様々な立場の人々が意見を発信しています。
著名人の反応
タレントのフィフィさんは11月12日にこうコメントしました:
「どことなく太極旗…」
Yahoo!ニュース引用
短い一言ですが、多くの人が感じていた違和感を代弁する形となりました。
一般ユーザーの声
批判的な意見:
「これは確かに炎上する。韓国が嫌とかそういうことじゃなくて、日本の代表の応援キャンペーンにニュアンスのあるデザイン扱うとか常軌を逸してると思う」
擁護・冷静な意見:
一方で、「デザインの類似は偶然では?」「タレント本人たちは日本人なのに叩かれるのは気の毒」という声もあります。
LASISA記事引用
政治家も言及
中野区議も抗議の声を上げるなど、政治的な議論にまで発展しています。
この騒動には日本のサッカーファンのみならず、東京都中野区議の吉田康一郎氏も反応。背景画像が太極旗に似ている点、韓国資本が7割を占める事務所がある点を指摘した投稿をリポストしたほか、JFAに対して「JFAがおかしくなっている」と苦言。
Football Tribe報道



SNSを見ていると、純粋なサッカーファンほど怒りが強い印象です。



「日本代表を応援したいのに、このポスターでは素直に応援できない」という切実な声が多く見られましたね。
JFAとLAPONEの関係|なぜこの組み合わせが実現したのか


LAPONEエンタテインメントとは
基本情報:
- 設立:2019年5月
- 資本構成:韓国CJ ENM(70%)+ 吉本興業(30%)
- 代表取締役社長:崔信化(韓国人)
- 所属グループ:JO1、INI、DXTEEN
アディダスの関与
今回のキャンペーンはJFAとアディダスの共同企画です。
アディダスはドイツの企業ですが、日本代表の公式サプライヤーとして長年契約しています。
ポスターデザインの制作には電通などの広告代理店が関わっている可能性も指摘されていますが、詳細は不明です。
なぜJI BLUEが選ばれたのか
JFA側の説明(公式発表より):
ただし、以下の点が不透明です:
- なぜ他の日本の事務所ではなくLAPONEなのか
- 選定基準や選考プロセスの詳細
- 韓国資本比率を考慮したのか



ビジネスとしては合理的かもしれませんが、「国を代表するチーム」という特殊性を考えると、



もっと慎重な判断が必要だったのではないでしょうか。
JFAはポスター炎上でどう対応するのか|今後の展開予測


シナリオ①:ポスターデザインの修正・差し替え
可能性:中程度
類似性を認め、デザインを修正する対応です。
過去にも企業が炎上後にポスターを差し替えた事例は多くあります。
ただし課題も:
- すでに印刷・配布が始まっている可能性
- 修正には時間とコストがかかる
- 「問題を認めた」ことになり、さらなる批判を招く恐れ
シナリオ②:公式声明を発表し説明
可能性:高い
最も現実的な対応です。
想定される内容:
- デザインに韓国国旗を意図する意図はなかった
- アンバサダー選定の基準を説明
- 今後の改善策を提示
ただし、説明が不十分だとさらに炎上する「二次炎上」のリスクもあります。
シナリオ③:沈黙を続ける
可能性:低いが現状継続中
「騒ぎが収まるのを待つ」という戦略ですが、これは最も悪手です。
SNS時代において、沈黙は「認めた」「やましいことがある」と受け取られます。
2025年11月13日午後時点で、JFAは沈黙を続けていますが、これ以上長引くと組織の信頼性に関わる問題になるでしょう。産経ニュース
韓国メディアの反応も注目
韓国の朝鮮日報系のメディアも「JFAの広報ポスターが太極旗連想で論争に」と報じ始めています。
日韓両国で話題になることで、外交問題に発展する可能性もゼロではありません。



個人的には、早急に公式声明を出すべきだと思います。



デザインの意図を明確に説明し、今後のチェック体制強化を約束することが、信頼回復への第一歩でしょう。
🔥 JFA炎上の最新進展(2025年11月14日時点)
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| JFA公式声明 | ✅ 発表済み(否定のみ、謝罪なし) |
| ポスター修正 | ❓ 未定(川淵氏発言で停止の可能性) |
| アンバサダー解任 | ❌ 変更なし |
| 炎上の鎮静化 | ❌ 継続中(擁護の声も出始めた) |
| メディア報道 | ✅ 日韓両国で拡大中 |
JFAが声明を出したことで一歩前進しましたが、「意図はなかった」という説明だけでは納得していない人が多く、炎上は完全には収まっていません。川淵三郎氏の介入が今後の展開のカギになりそうです。
