バレーボール界を牽引する2大エース、石川祐希さんと髙橋藍さん。
世界最高峰のイタリア・セリエAで活躍する石川祐希さんと、日本国内で”家2軒分”の年俸を獲得した高橋藍さん。
一見すると海外で活躍する石川祐希さんの方が稼いでいそうですが、実際の年俸事情を調べてみると意外な真実が見えてきました。
石川祐希さんのプロフィール

石川祐希のInstagramから引用
- 名前: 石川祐希(いしかわ ゆうき)
- 生年月日: 1995年12月11日(28歳)
- 出身地: 愛知県
- 身長/体重: 192cm / 86kg
- ポジション: アウトサイドヒッター
- 現所属: シル・サフェーティ・ペルージャ(イタリア・セリエA)
- 主な実績:
- 2024-25シーズン欧州チャンピオンズリーグ優勝
- セリエA通算10シーズン在籍(日本人史上最長)
- 日本代表キャプテン
石川祐希さんは、高校時代に3年連続三冠を達成し、大学卒業後は日本のVリーグを経ずに直接イタリア・セリエAへ挑戦。
2024年からは世界的強豪ペルージャでプレーする日本バレー界のレジェンドです。
バレーボール選手の年俸相場を知っておこう

まず知っておきたいのは、
世界最高峰のイタリア・セリエAでも、トップ選手の年俸は約1億円が上限と言われています。
年俸相場の比較:
- セリエAトップ選手: 5,000万円~1億円
- 日本Vリーグプロ選手: 600万円~4,000万円
- 日本Vリーグ社員選手: 400万円~600万円
- 世界最高年俸(外国人選手): 約2億2,000万円
つまり、

サッカーのメッシ選手が年収100億円を超える世界と比べると、バレーボール選手の年俸は驚くほど控えめですよね。



それでも世界最高峰で戦い続ける石川祐希さんの情熱には頭が下がります。
石川祐希さんの現在の年俸(ペルージャ)


しかし、複数の信頼できるメディア情報から推定することができます。
年俸推移の根拠:
2018年時点の発言(本人証言):
2018年9月8日放送のTBS「ジョブチューン」で、
石川祐希さん本人が「トップのトップの選手だと(年俸)1億くらいは貰ってる」とした上で、自身の年俸は「2、3合目じゃないですか」と発言しています。
livedoor NEWS
これにより、
セリエAの年俸相場:
集英社『Sportiva』の2022年7月6日の記事によると、
「イタリアのセリエAでも、最高レベルの選手の年俸は約1億円と言われており」と報道されています。
Sportiva
ペルージャ移籍時の条件:
2024年にペルージャへ移籍した際、石川祐希さんは『Sportiva』のインタビューで「条件面もいい」と発言。
推定年俸(2024年現在):
これらの情報を総合すると、石川祐希さんのペルージャでの年俸は推定5,000万円~8,000万円程度と考えられます。
セリエA最高水準の1億円には達していない可能性が高いものの、日本人選手としては最高クラスの評価を受けていると推測されます。
石川祐希さんの収入源内訳:
- チーム年俸: 推定5,000万円~8,000万円
- スポンサー契約: MoveSport(デサント)、DNS、POLA、コラントッテなど複数社
- 著書印税: 『頂を目指して』(2024年6月発売)
- メディア出演料
- トークイベント・講演料
※情報元:各企業の公式プレスリリースおよび公開情報
- 石川祐希さんの年俸は正式公表されていない
- 本人発言(2018年): 2,000万円~3,000万円(「2、3合目」発言)
- セリエA最高年俸: 約1億円(Sportiva報道)
- 現在の推定年俸: 5,000万円~8,000万円(経験と実績から推測)



石川祐希さん自身も2018年に「2、3合目」と語っていたように、世界最高峰で戦っていても年俸は思ったほど高くないのがバレーボール界の現実です。



それでも挑戦し続ける姿勢に、プロフェッショナルを感じますね。
高橋藍さんとの年俸・待遇比較


高橋藍のInstagramから引用
ここからが衝撃の真実です。
高橋藍さんの年俸:推定1億円超え
2024年5月、高橋藍さんはイタリア・セリエAのモンツァからサントリーサンバーズへ移籍しました。
その際、サントリーの栗原GM は年俸について「家が2つ買える。他のプロスポーツに引けを取らない」と表現。
年収比較表:
| 項目 | 石川祐希さん | 高橋藍さん |
|---|---|---|
| チーム年俸 | 5,000万円~6,000万円 | 推定1億円 |
| 主なスポンサー | MoveSport、DNS、POLA、コラントッテなど8社 | コーセー、BOSS(サントリー)など |
| 所属リーグ | イタリア・セリエA | 日本・SVリーグ |
| 契約期間 | 2年 | 単年契約 |
| 推定総年収 | 約1億円 | 約1億円~1億5,000万円 |
なぜ高橋藍さんの方が年俸が高いのか?
- SVリーグの戦略的投資: 新設されるSVリーグの”顔”として、サントリーが破格のオファーを提示
- 国内市場での価値: 日本国内でのマーケティング価値が高く、CM出演やイベント収入が見込める
- 若さと将来性: 22歳という若さで、今後の成長とブランド価値向上が期待される



「海外で活躍する石川祐希さんより、国内の高橋藍さんの方が年俸が高い」という事実は衝撃的です。



これはバレーボール界の構造的な問題でもあり、同時に日本市場の可能性を示しているとも言えますね。
石川祐希と高橋藍の今後の年俸予想


石川祐希さんと高橋藍さんの今後の年俸はどうなるのでしょうか?
石川祐希さんの今後:
- 2025-26シーズン: ペルージャとの契約2年目(最終年)
- 2026年以降: 契約更新か他チームへの移籍の可能性
- 年俸予想: 現状維持~やや上昇(6,000万円~7,000万円)
ペルージャで2024-25シーズンに欧州チャンピオンズリーグ優勝を果たした石川祐希さん。
しかし、リーグ戦では出場機会が減少し、ローテーション選手としての起用が増えています。
高橋藍さんの今後:
- 2025-26シーズン: サントリーとの契約2年目以降
- 将来の選択肢: 海外再挑戦 or 国内でのブランド確立
- 年俸予想: 現状維持~さらなる上昇(1億円~1億5,000万円)
サントリーとの単年契約を更新し続ける可能性が高く、国内での人気とマーケティング価値を活かしてさらなる年俸アップも期待できます。
日本バレーボール界全体の展望:
SVリーグの完全プロ化により、2027年以降は国内選手の年俸水準がさらに上がる可能性があります。
その中で、海外組と国内組の年俸格差がどう変化するのか注目です。



石川祐希さんは「世界最高峰で戦う」ことを選び、高橋藍さんは「日本バレー界を盛り上げる」ことを選びました。



どちらも素晴らしい選択であり、2人の活躍がバレーボール界全体の年俸水準を引き上げてくれることを期待しています。
まとめ:石川祐希の年俸はペルージャで意外と低い?!高橋藍1億円超えとの年収比較で判明した真実


今回の調査で明らかになった真実をまとめます。
判明した事実:
- 石川祐希さんのペルージャでの年俸は推定5,000万円~6,000万円
- 高橋藍さんのサントリーでの年俸は推定1億円超え
- 国内SVリーグの戦略的投資により、国内組の年俸が海外組を上回るケースが発生
- バレーボール界全体の年俸水準は他のメジャースポーツと比べて低い
- スポンサー収入を含めた総年収では両者ともに1億円前後
「石川祐希さんの年俸が意外と低い」と感じた理由は、
世界最高峰のペルージャでプレーしているにもかかわらず、
国内の高橋藍さんと比べて年俸が低いという事実にあります。
しかし、これはバレーボール界の構造的な問題であり、石川祐希さんの実力や価値が低いわけでは決してありません。むしろ、日本国内市場の可能性と、SVリーグの新しい挑戦を示していると言えるでしょう。
