「高市早苗さんが何か言って中国が怒ってる」ってニュースで見たけど、何があったの?
難しい言葉ばかりで分からない!という方、多いですよね。
この記事では、小学生でも分かるように、たとえ話を使いながら超簡単に解説します。
いつ、何が起きて、なぜ中国が激怒したのか、時系列でやさしく説明しますね。
高市早苗ってどんな人?

Instagramから引用
まずは高市早苗さんについて簡単にご紹介します。
- 名前:高市早苗(たかいち さなえ)
- 年齢:63歳(1961年生まれ)
- 出身:奈良県
- 今のお仕事:日本の総理大臣(2025年10月から)
- すごいところ:日本で初めての女性総理大臣!
2025年10月に総理大臣になったばかりの高市早苗さん。
「日本を守る」ことにとても熱心な政治家として知られています。
そもそも、台湾有事って何?中国と台湾の関係を超簡単に解説

発言の内容を説明する前に、まず「台湾有事」って何?を理解しましょう。
台湾有事とは
【中国と台湾の関係】小学生向け超簡単解説
【例え話:兄弟ゲンカ】
中国くんと台湾ちゃんは、もともと同じ家族でした。
でも、約75年前(1949年)に大ゲンカして、台湾ちゃんは家を出て一人暮らしを始めました。
- 台湾ちゃん:「私はもう独立した!自由に暮らしたい!」
- 中国くん:「何言ってんだ!お前は俺の妹だ!いつか家に連れ戻す!」
【アメリカと台湾の関係】
台湾ちゃんが一人暮らしを始めたとき、アメリカくんが「大丈夫?困ったら助けるよ」と仲良くしてくれました。
だから台湾ちゃんは、アメリカくんのことを「大切な友達」だと思っています。
中国くんは、これが気に入りません。
「俺の妹が、アメリカと仲良くしやがって!許せない!」と怒っています。
【日本とアメリカの関係】
日本くん(あなた)は、アメリカくんの大親友です。
「困ったときはお互い助け合おうね!」と約束しています(これを「日米同盟」と言います)。
【今すぐ戦争になるの?】
でも、中国くんはこんな動きをしています:
- 台湾ちゃんの家の前をウロウロしている(軍事演習)
- 「いつかお前を家に連れ戻すからな!」と言っている
- 時々、台湾ちゃんの家に石を投げて脅している
- でも、まだ殴りかかってはいない
なぜ今すぐ攻撃しないの?
- アメリカくんが怖いから(アメリカは世界で一番強い)
- 戦争すると経済的に大ダメージだから
- まだ話し合いで解決できるかもしれないから
でも、専門家は「もしかしたら数年後に、中国が本気で攻撃するかもしれない」と心配しています。

中国と台湾の関係って、本当に複雑ですよね。



できれば平和的に解決してほしいですが、なかなか難しい問題ですね。
高市早苗が台湾有事問題で何を言ったか?事件の流れを超簡単に解説


それでは、いつ、何が起きたのかを時系列で見ていきましょう!
【2024年9月】高市早苗の最初の発言
自民党総裁選(総理大臣を決める選挙)のとき、高市早苗さんはこう言いました:
「中国が台湾を海上封鎖した場合、存立危機事態になるかもしれない」
この時点では、まだ大きな問題にはなりませんでした。
【2025年10月】高市早苗が総理大臣に就任
高市早苗さんが日本の総理大臣になりました。
日本史上初の女性総理大臣の誕生です!
【2025年11月7日】国会で問題の発言が飛び出す
衆議院予算委員会という国会の会議で、こんなやり取りがありました:
(出典:時事ドットコム「2025年11月7日 衆院予算委員会 質疑要旨」)より
このやり取りを小学生でもわかりやすく解説
岡田克也さんの質問:
例えば高市首相は1年前の自民党総裁選で、中国による台湾の海上封鎖が発生した場合を問われて「存立危機事態になるかもしれない」と発言した。私も「絶対にない」と言うつもりはないが、どういう場合に存立危機事態になるという考えだったのか。
わかりやすく解説
「高市さん、あなた去年の自民党総裁選で『中国が台湾を海上封鎖したら、存立危機事態になるかもしれない』って言ってましたよね?総理大臣になった今、具体的にどんな場合に存立危機事態になると考えているんですか?」
↓
高市早苗さんの答え:
台湾を巡る問題は対話により平和的に解決することを期待する、というのが以前からの一貫した立場だ。・・・・・・いかなる事態が存立危機事態に該当するかは実際に発生した事態の・・・・・すべての情報を総合して判断しなければならない。
わかりやすく解説
「台湾の問題は話し合いで解決してほしいと思っています。でも、もし本当に事態が起きたら、その時の状況をすべて見て判断しないといけません」
↓
岡田克也さんの再質問:
海上封鎖をした場合に存立危機事態になるかもしれないとおっしゃっている。・・・・・迂回(うかい)すれば何日間か余分にかかるかもしれないが、別に日本に対してエネルギーや食料が途絶えることは基本的にない。どういう場合に存立危機事態になるのか。
わかりやすく解説
「でも、海上封鎖されても、船が少し遠回りするだけで、日本に食べ物やエネルギーが届かなくなるわけじゃないですよね?それでも存立危機事態になるんですか?」
↓
高市早苗さんの答え:
その台湾に対して武力攻撃が発生する、海上封鎖というのも戦艦で行い、・・・・例えばその海上封鎖を解くために米軍が来援する。それを防ぐために何らかのほかの武力行使が行われる。こういった事態も想定される。・・・・単に民間の船を並べてそこを通りにくくすることは、存立危機事態には当たらないと思うが、・・・・ドローンも飛び、いろんな状況が起きた場合、これはまた別の見方ができる。
わかりやすく解説
「例えば、中国が台湾を海上封鎖する。それを助けるためにアメリカ軍が来る。すると中国がアメリカ軍にも攻撃する。こういう事態も考えられますよね。単に民間の船が並んでいるだけなら存立危機事態にはなりませんが、戦争の状況で戦艦が使われて、ドローンも飛んで、いろんなことが起きたら、話は別です」
↓
岡田克也さんの心配:
今の答弁ではとても存立危機事態を限定的に考えるということにはならない。非常に幅広い裁量の余地を政府に与えてしまう。・・・そういうことをあまり軽々しく言うべきではない。存立危機事態となれば日本も武力行使することになる。当然、反撃も受ける。ウクライナやガザの状況を見ても分かるように、・・・・極めて厳しい状況が国民にもたらされる。
わかりやすく解説
「そんな風に幅広く考えてしまうと、なんでも存立危機事態になってしまいます!もっと慎重に考えないと。存立危機事態になったら日本も戦争することになるんですよ。そうしたら日本も攻撃されます。ウクライナやガザを見てください。国民が大変なことになるんです。軽々しく言うべきじゃありません!」
↓
高市早苗さんの答え(これが問題の発言):
あらゆる事態、最悪の事態を想定しておくことは非常に重要だ。「有事」にはいろんな形があるだろう。・・・単なるシーレーン(海上交通路)封鎖であるかもしれないし、武力行使であるかもしれない。偽情報、サイバープロパガンダであるかもしれない。・・・やはり戦艦を使って武力行使を伴うものであれば、・・・存立危機事態になり得るケースであると私は考える。
わかりやすく解説
「でも、最悪の事態を想定しておくことは大事です。台湾有事にはいろんなケースがあります。単なる海上封鎖かもしれないし、武力攻撃かもしれない。でも、戦艦を使った武力攻撃があれば、これは存立危機事態になり得ると思います。実際に武力攻撃が起きたら、存立危機事態になる可能性が高いです」
↓
このやり取りが報道される
↓
中国が激怒!


【2025年11月8日〜】中国が激怒し始める
中国政府や中国メディアが、高市さんの発言に激しく反応:
- 「日本が内政干渉した!」
- 「一つの中国の原則に反する!」
- 「発言を撤回しろ!」
【2025年11月19日】中国が報復措置
中国政府が日本産水産物の輸入を事実上停止しました。
19日、中国政府が日本産水産物の輸入を停止すると日本政府に通達したと一部メディアが報道した。
毛報道官は、首相の発言に対する中国側の「怒り」を引き合いに、日本の水産物が中国に輸出されたとしても「市場はない」と述べた。
ロイター通信
(実は、2025年6月にやっと再開されたばかりだったのに…)
【2025年11月23日】石破前総理が苦言
【2025年12月20〜21日】世論調査で67%が支持
【2025年12月25日】関係悪化が続く
中国政府「日本への旅行者を6割にまで減少を」国内旅行会社に指示
日中関係の緊張が続く中、中国政府が国内の旅行会社に対し、日本への旅行者を6割にまで減少させるよう指示していたことが新たに分かりました。
Yahoo!ニュース



たった一つの発言が、こんなに大きな問題になるなんて驚きですよね。



政治家の言葉って、本当に重いんだなと感じます。
過去の総理大臣と何が違う?「あいまい戦略」からの転換


これまでの総理大臣と何が違うの?
これまでの総理大臣: 「台湾有事で日本がどうするかは言わない」(あいまい戦略)
高市早苗さん: 「台湾有事は存立危機事態になり得る」(ハッキリ言う戦略)
【詳しく】「あいまい戦略」って何だったの?
日本政府は長い間、台湾問題について「あいまい戦略」を取ってきました。
【あいまい戦略とは】
質問:「もし中国が台湾を攻撃したら、日本はどうするの?」
これまでの総理大臣の答え:「仮定の質問にはお答えできません」
【なぜあいまいにしてたの?】
理由は3つ:
- 中国を刺激しないため
「守る」と言ったら中国が怒る→関係悪化 - 中国に「もしかしたら…」と思わせるため
「守らない」と言ったら中国が攻撃しやすくなる - 外交の選択肢を残すため
ハッキリ言うと後で変更できない
【高市早苗はなぜハッキリ言ったの?】
高市早苗さんは、こう考えています:
「最悪の事態を想定しておくことは非常に重要だ」
つまり、
「あいまいにしてたら、中国は日本が何もしないと思って本当に攻撃するかもしれない。だからハッキリ言っておいた方が抑止力になる」
という考え方です。
【過去の総理大臣の対応】
| 総理大臣 | 台湾有事への対応 |
|---|---|
| 安倍晋三 | 総理辞任後に「台湾有事は日本有事」と発言(総理在任中は言わず) |
| 石破茂 | 「仮定の質問には答えられない」と回答 |
| 高市早苗 | 「存立危機事態になり得る」と国会で明言(歴代初) |



あいまい戦略って、すごく日本っぽいやり方だなと思います。



でも、高市早苗さんは「もうそういう時代じゃない!」と考えているのかもしれませんね。



どちらが正しいかは、本当に難しい問題です。
まとめ:高市早苗が台湾有事で何を言った?小学生でもわかる超簡単解説


それでは、この記事の内容を簡単にまとめますね!
【今回の出来事まとめ】
何が起きたの?
- 2024年9月:高市早苗さんが自民党総裁選で「台湾有事は存立危機事態になるかも」と発言
- 2025年10月:高市早苗さんが総理大臣に就任
- 2025年11月7日:国会で岡田議員に質問され、ハッキリ「存立危機事態になり得る」と答弁
- 2025年11月19日:中国が激怒して、日本の水産物の輸入を停止
- 2025年12月:日本国内では67%が「発言を撤回しなくていい」と支持
- 2025年12月25日:中国は「日本への旅行者を6割にまで減少を」国内旅行会社に指示
なぜ問題になったの?
- これまでの総理大臣は誰も言わなかった「本音」を言っちゃった
- 中国は「台湾は自分のもの」と思っているので、日本が口出しすると怒る
- 「あいまい戦略」という日本の伝統的なやり方を破った
これからどうなる?
- 日中関係はしばらく悪い状態が続きそう
- 水産物や貿易に影響が出る可能性
- でも、いつかは落ち着くはず(経済的につながりが深いから)
台湾有事の問題は、本当に難しい問題です。
「ハッキリ言うべきだ!」という意見も、「あいまいにしておくべきだ!」という意見も、どちらも正しい部分があります。



大事なのは、戦争にならないこと。そして、日本の安全を守ること。



この2つをどうやって両立させるか、政治家の皆さんには頑張ってほしいですね。








