プロゴルファーになる夢を叶えるのは、想像以上に険しい道です。
2024年のJLPGA最終プロテストでは、受験者695人に対して合格者はわずか26人。
合格率はたった3.7%という驚異的な狭き門でした。
そんな厳しい戦いを突破したのが、石井忍さんの門下生である都玲華さんと手束雅さんです。
2人はどんな指導を受けて、この壁を乗り越えたのでしょうか?
石井忍のプロフィール

エースゴルフクラブのコーチ紹介より引用
基本情報
- 名前:石井忍(いしい・しのぶ)
- 生年月日:1974年8月27日(51歳)
- 出身地:千葉県
- 身長:180cm
- 出身校:東京学館浦安高等学校、日本大学
- 経歴:1998年プロテスト合格、2010年ツアープロコーチに転身
千葉県出身の石井忍さんは、自身もプロゴルファーとして活動した後、コーチングの道へ進みました。
現在は「エースゴルフクラブ」を千葉、神保町、赤坂で主宰し、プロからアマチュアまで幅広く指導しています。
2011年には久保谷健一プロを9年ぶりのツアー優勝に導き、コーチ兼キャディとして全米オープンにも帯同した実績があります。
石井忍の門下生は誰?プロは2人だけじゃない

門下生の全体像
石井忍さんの門下生は、都玲華さんと手束雅さんだけではありません。
過去には以下のようなトップツアープロを指導してきた実績があります。
過去に指導した主なツアープロ
- 久保谷健一(男子プロ):2011年ツアー優勝
- 大江香織(女子プロ):ツアー優勝に貢献
- 金田久美子(女子プロ):ツアー優勝に貢献
- 薗田峻輔(男子プロ):ツアー優勝に貢献
現在指導中の門下生
- 都玲華(2024年プロテスト合格)
- 手束雅(2024年プロテスト合格)
- 江澤亜弥(女子選手)
- 高久ゆうな(女子選手)
- 横山もも(女子選手)
- 桑村美穂(女子選手)
つまり、石井忍さんは「チーム石井忍」として複数の選手を同時に育成しており、プロ・アマ問わず幅広く指導しているのです。
YouTubeやSNSでも門下生との合同練習風景が公開されており、チーム全体で成長を目指す雰囲気が感じられます。

これほど多くの選手を同時に指導しながら、それぞれをプロレベルまで引き上げるのは並大抵のことではありません。



石井忍さんの指導力の高さと、選手一人ひとりに合わせた柔軟なアプローチが伺えますね。
【2025年最新】石井忍の門下生の都玲華と手束雅の成績がヤバい!


都玲華の2025年成績
プロ1年目の都玲華さんは、シーズン最終戦で大きなドラマを生みました。


都玲華の2025年シーズン成績
シード権って何?
女子プロゴルフでは、年間ランキング50位以内に入ると翌年の試合に自動的に出られる「シード権」が与えられます。
学校でいえば「推薦入学枠」のようなもの。
都玲華さんはギリギリ50位でこの権利を獲得しました。
手束雅の2025年成績
手束雅さんもプロ1年目として奮闘しています。


手束雅の2025年シーズン成績
- ツアー出場試合数:21試合
- 獲得賞金:3,669,500円(109位)
- QTランキング:42位
- 下部ツアー優勝:2022年「PIM Ladies Tournament」
手束さんはシード権を逃しましたが、QT(資格試験のようなもの)42位という成績で、レギュラーツアーとステップ・アップ・ツアー(下部ツアー)の両方に出場できる権利を獲得。
21試合で360万円以上の賞金を稼ぎ、着実に経験を積んでいます。
ルーキーイヤーの明暗
同じ石井忍門下生でも明暗が分かれました。
- 都玲華:50位→初シード権獲得✅
- 手束雅:109位→シード権逃す❌
ただし、これはスタート地点の違いが影響しています。
都玲華さんはアマ時代の実績でQT53位からスタートでき、多くの試合に出場できました。
手束雅さんはより厳しい条件からのスタートでしたが、6度目のプロテスト挑戦で合格した粘り強さがあります。



プロ1年目でシード権を獲得するのは本当に大変なことです。



手束雅さんも着実に成長しており、来季以降の飛躍に期待が高まりますね。



2人とも石井忍さんの指導のもと、さらなる活躍を見せてくれるでしょう!
プロテスト合格率3.7%の衝撃!都玲華と手束雅が突破した壁


写真はイメージ
プロテストの厳しさ
2024年のJLPGA最終プロテストは、10月29日から11月1日までの4日間、茨城県の大洗ゴルフ倶楽部で開催されました。
この試験の厳しさを数字で見てみましょう。
2024年プロテストのデータ
- 総受験者数:695人
- 合格者数:26人
- 合格率:約3.7%
- 合格ライン:20位タイまで
この合格率3.7%という数字は、「100人受けて3〜4人しか受からない」という超難関試験なのです。
いかに狭き門かがわかります。
都玲華のプロテスト結果
都玲華のプロテスト成績
- 初日:2アンダー(首位タイスタート)
- 2日目:1アンダー(通算3アンダー、4位タイ)
- 3日目:3アンダー(通算6アンダー)
- 最終日:2アンダー(通算8アンダー)
- 最終順位:2位タイで合格
特に注目すべきは2日目です。
序盤で2つのボギーを叩いてスコアを落としかけたものの、そこから立て直してバーディー2つを追加。
「去年までならあのままズルズルいって4、5オーバーくらいになっていた」
と本人が語るように、メンタル管理が大きく成長した証です。
手束雅のプロテスト結果
手束雅のプロテスト成績
- 初日:3オーバー(51位タイ)
- 2日目:1オーバー(通算4オーバー、40位タイ)
- 3日目:1アンダー(通算3オーバー、24位タイ)
- 最終日:1オーバー(通算4オーバー)
- 最終順位:19位タイで合格
手束雅さんは初日に厳しいスタートを切りましたが、
「合格できるとも、落ちるとも思わない変なメンタルで4日間楽しんで回れました」
というコメント通り、平常心を保ち続けました。
特に最終ホールのアプローチは「あれ以上ない完璧なショット」と自ら語る会心の一打で、合格ラインに滑り込みました。



4回目、6回目の挑戦で合格というのは、あきらめない心の強さを物語っています。



プロテストは技術だけでなく、精神力との戦い。



石井忍さんの指導で培ったメンタル管理術が、この2人を合格に導いたと言えるでしょう。
石井忍の驚きの指導法とは?メンタル管理とアプローチ技術


指導の特徴①:調子が悪い時のスコアメイク術
石井忍さんが最も重視するのは「調子が良くない時にどうスコアをまとめるか」です。
調子が悪い時の対処法
- クラブを短く握る
- 振り幅を小さくする
- アライメント(構え方)を確認する
- ピンをデッドに狙わず、グリーンセンターを狙う
序盤でボギーを叩いても、無理に取り返そうとせず堅実なプレーに徹することで、大崩れを防ぎました。
指導の特徴②:アプローチの3つのポイント
手束雅さんが苦手だった「上げるアプローチ」を克服するため、石井忍さんは3つのポイントを徹底指導しました。
アプローチ上達の3ステップ
- フェースをしっかり開く:ボールを高く上げるための準備
- ヘッドを真っすぐ入れる:カット軌道ではなく、インサイドから振る
- リリースしてインパクトする:手首を使ってボールをつかまえる
この指導が実を結んだのが、プロテスト最終ホールのアプローチです。
左足上がりの打ち上げという難しい状況で、手束さんは高い球でグリーンエッジに着弾させ、カップまで1.5メートルにつける完璧なショットを放ちました。
指導の特徴③:「3秒パット」でメンタル強化
石井忍さんの指導で特徴的なのが「3秒パッティング」です。
3秒パットの方法
- 目標を見てから「3秒以内」にパッティングする
- 考えすぎを防ぎ、イメージ通りに打つ
- 園田峻輔プロも実践して成果を上げているメソッド
このメソッドは、プレッシャーがかかる場面で考えすぎてミスをするのを防ぎます。
プロテストのような極限状態でこそ、この「考えない技術」が威力を発揮するのです。
指導の特徴④:個々の選手に合わせた柔軟なアプローチ
石井忍さんの指導は、全員に同じことを教えるのではなく、選手一人ひとりの課題に合わせてカスタマイズされています。
例えば都玲華さんには「調子が悪い時の対応力」を、
手束雅さんには「苦手なアプローチの克服」を重点的に指導。
それぞれの弱点を補強することで、プロテスト突破という結果につながりました。
指導の特徴⑤:単なる技術指導ではなく、メンタル面も徹底サポート
石井忍さんは技術コーチでありながら、選手のメンタル面にも深く関わります。
メンタルサポートの実例
- 「調子が悪い時にスコアをまとめる経験が自信になる」と肯定的なフィードバック
- 「合格できるとも、落ちるとも思わない変なメンタルで楽しんで回る」という手束雅さんのコメントに見られる、プレッシャーからの解放
- 「あれ以上ない完璧なショット」と自信を持って言える技術の定着
個人スポーツであるゴルフにおいて、コーチは単なる技術指導者ではなく、あらゆる面での支えになります。
石井忍さんはまさにその役割を完璧に果たしているのです。



「3秒パット」というシンプルながら効果的なメソッドや、調子が悪い時こそ価値がある経験という考え方は、一般ゴルファーにも応用できる素晴らしい指導哲学です。



技術とメンタルの両面からアプローチする石井忍さんの指導法こそが、合格率3%の壁を突破する秘訣なのでしょうね。
まとめ:石井忍の門下生・都玲華と手束雅の成績がヤバい!プロ合格率3%を突破させた驚きの指導法
石井忍さんの門下生である都玲華さんと手束雅さんは、合格率わずか3.7%という超難関のプロテストを見事突破しました。
都玲華さんは4度目の挑戦で2位タイ、手束雅さんは6度目の挑戦で19位タイという成績で合格。
プロ1年目の2025年シーズンでは、都さんがギリギリ50位で初シード権を獲得するという快挙を成し遂げました。
石井忍さんの指導法の核心は、技術だけでなくメンタル管理にあります。
「調子が悪い時のスコアメイク」「3秒パット」「アプローチの3ステップ」など、具体的かつ実践的なメソッドで選手たちを支えています。



2025年も都玲さんと手束雅さんの活躍から目が離せませんね。



石井忍さんの「チーム石井忍」から、次はどんなスター選手が誕生するのか、今後も注目していきたいですね。
